マルチメディア(Multimedia)っていう言葉はいろいろなところで耳にするし,誰でも普通に使っています。これから話を進める前に,一番根本になっている言葉,マルチメディア の定義についてが,今回のテーマです。
あ,もちろん,この本の中での定義がもっとも正しい!!というわけではありません。Mayer教授が定義し,これから最も多く出てくる言葉 マルチメディア という言葉は,こういった意味で使ってますよ!!ということです。でも,漠然としたものがクリアになってきました。
本題に入ります。
マルチメディア:言葉と絵の両方を使った教材を提示するもの としています。
もう少し具体的にしてみます。このMultimedia という言葉は,名詞または形容詞の両方で使うことがあります。
<名詞で使う場合>
テクノロジーそのものを指しています。この場合,Multimedia Technology ということになります。つまり,ビジュアルと言葉による教材を提示するのに使われるデバイスのこと となります。
<形容詞で使う場合>
次の3つの使われ方になります。
1.Multimedia Learning
言葉と絵から学習すること
2.Multimedia message or multimedia presentation
言葉と絵を含む提示のこと
3.Multimedia instrautional message or multimedia instructional presentaion
(or multimedia instruction)
学習を促進させるための,言葉と絵を含んだ提示のこと
となります。そして,この本は主に1のMultimedia Learning を取り上げていくことになります。
最後に,「言葉」とは,話し言葉と書き言葉の両方のこと。「絵」とは,static graphic つまりイラストや写真それから,dynamic graphic つまりアニメーションやビデオを含んでいます。
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内容は,Multimedia Learning の本を読んでの概要と感想を,読書記録?として書いています。著者は,Richard E.Mayerで,カリフォルニア大学サンタバーバラ校の心理学の教授です
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2/09/2009
第1話 マルチメディアラーニングの定義
ラベル: マルチメディアラーニング
投稿者 ma1661 時刻: 20:48
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